突然ですが、犬より猫派です。ワン！と元気にグイグイ来られるよりも、マイペースで時々つれない態度を取るあの生き物、めちゃめちゃ魅力があると思っています。
実家付近にいる白黒さんと、今住んでいるエリアにいる三毛猫さんについて語ろうかと思います。白黒さんはおそらく野良猫、三毛猫さんはおそらく飼い猫です（首輪をしているので）。
白黒さんについては、実家にそんな頻繁に帰ることはないので、両親から聞いた情報も含んでいます。先日、地元のお祭りが数年ぶりに通常開催（直近は、コロナで中止になったり、規模を縮小したりしていたとか）するとのことで行って来たのですが、タイミング良く出会えたのが嬉しかったです。
両親曰く、ものすごくフレンドリーらしいです。どのくらいフレンドリーかというと、帰宅したタイミングでドアを開けようとすると、「おかえり、待ってたよー」くらいの勢いで、どこからともなく小走りしてきて勝手に家に入ってきそうになるくらいにはフレンドリーです。警戒心という言葉は、どうやら辞書になさそうです。
実際に触れ合ってみると、意外にもあまり喋らないタイプの猫でした。喉の調子が悪いのか、もともとあまり喋らない性格なのかは分かりませんが。声にならない感じの、掠れた「ニャー」をいただきました。かわいかったです。
そして、近所の三毛猫さんですが、こちらは先ほどの白黒さんとは打って変わって、めちゃめちゃ喋ります。すぐそばで立ち止まる前から、なんかめちゃめちゃ喋るタイプです。目は合っているように思う（これは私の勘違い？）ので、「私に何か語りかけている・・・！」と、かわいさに撃ち抜かれます。
どこかのおうちで飼われている猫だと思うので、ふらっと散歩に出ては、通りすがる人々から触れられるのに慣れているのだろうと思います。名前は分かりませんが、いろんな人からいろんな呼び方をされているのが、なんとなく想像できます。『ルドルフとイッパイアッテナ』を思い出しますね。
さて、タイトルにも書いた当たり屋についてですが、猫って、「ニャー」とか言いながらスリスリしてきませんか？いずれの猫も、人を怖がらずに積極的にスリスリしてくるので、「これはいくらでもウェルカムな当たり屋だ・・・」と思っています。
白黒さんは、今までに出会った猫の中で、一番当たりが強かった気がします。なんだか、スリスリしてくれたところから、「ゴツンッ！」と聞こえてきそうな勢いで驚きました。思わずよろけるくらいの強さでした。痛くないのかな。
一方で、三毛猫さんは、結構なめらかな、ゆったりとした当たりをしてきます。その間もめちゃめちゃ喋っています。一体、何を話しているのでしょうか。こういうとき、「あぁ、猫の言葉が分かれば楽しいのになぁ」と思ったりします。
