ぽんずlog

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【Ado】【日本武道館】全国ツアー「マーズ」に行ってきた

コロナ禍も相まって、すっかり遠ざかっていたライブへ行ってきました。

Ado全国ツアー「マーズ」です。昨年のONE PIECE FILM REDをきっかけに、1度は生歌を聴いてみたい、とずっと思っていました。

気温の高さと会場の熱量とが掛け合わさって、誤って熱中症になりそうでした。非常に楽しい時間でした。

 

会場到着、早速雰囲気を堪能

日本武道館に到着した時点で周囲を見てみると、「なんか、黒と青の成分が多めだな」と思いました。今回のライブには、どうやらドレスコードなるものがあったようで、薔薇モチーフのものを身に着けている方が多くいらっしゃいました(もちろん、なくてもOK)。

物販は、開場時間を過ぎていたからか、意外にも空いていましたね。私が到着した時間には、ほぼすべてのグッズが売り切れていたのもあるかもしれませんが。笑

過去のライブ衣装の展示、グッズはほぼ売り切れ

ライブ会場内は開演前後含め、撮影禁止とのことでしたので、こちらはせめて写真に収めておきたい・・・と思って見に行きました。開場時間を過ぎていたにもかかわらず、結構な列を成していました。「開演に間に合うのか・・・?」と少し不安になりましたが、意外にもスムーズに会場に入ることができました。

過去の衣装、シルエットだけでも素敵な雰囲気だと思っていたので、実際に見ることができて嬉しかったです。あまりはっきりと表情が見えない分、シルエットだけでも映えるような、結構ボリュームのある衣装に感じました。真ん中と向かって右の衣装が特に素敵だな、と思いました。

そして、私が会場に着いたのは17時ごろだったのですが、ガチャガチャも他のグッズもほぼ売り切れでした。せめてガチャガチャ1回くらい、やりたかったです・・・残念。

いよいよ開演、ものすごいパフォーマンス

あまりの声量で本当に驚きましたし、最高でした。私は2階席の西側におりましたが、会場のみなさんの様子を見るのも含めて楽しかったです。ペンライトで会場全体が彩られて、とにかくキレイでした。

1曲目の『踊』のアレンジ、なんか盆踊りっぽいな・・・?と思って、帰ってから調べたら、公式で出ていたんですね。これは知らなかったです。中森明菜の『飾りじゃないのよ涙は』のカバーは、照明と映像の演出が良かったです。ミラーボールっぽい演出で、会場が一時的にディスコな雰囲気でした。

個人的に衝撃的だったのが、凛として時雨の『unravel』のカバーです。Adoなりの解釈で、Adoらしく歌い上げているように感じました。あまりの歌唱力に、「え、すごい・・・すごすぎる・・・」とずっと言っていたような気がします(語彙力の敗北)。

そして、多くの人が1回は耳にしたことがあるであろう、『うっせぇわ』は、サビで会場全体が「うっせぇ うっせぇ うっせぇわ!!!」と叫んでいるのが面白かったです。「会場のみなさん、突然の反抗期」みたいな現象が起こっていました。


全体を通して、がなり、しゃくり、シャウトが想像を遥かに超えていて、圧倒されました。喉に何人か住んでいるの?と言いたくなります。声色のバリエーションがものすごく豊富で、それらをライブでは総動員して反復横跳びしているようでした。

ただ、どうしても喉が心配だな、と思ってしまいます。もちろん、練習やトレーニングを重ねているのだとは分かっているのですが、あの歌い方の連続、どうか無理はしないでほしいな、と願ってしまう自分がいます。

また、楽器隊も、とても楽しく演奏している雰囲気が伝わってきたのが良かったです。重たいサウンドのドラム、演奏しながらなんであんな動き回れるんだ?と思わされるギター、ぴょんぴょん跳ねているキーボードにノリノリのベース・・・素敵でした。

まとめ

コロナ前のライブに行ったきり、現地へ行くライブから遠ざかっていましたが、本当に良いものですね。アーティストの全力と、観客の熱量が掛け合わさったエネルギーにぶん殴られているような感覚でした。それが爽快なんですよね。

最近は、ライブもオンラインでの配信など、いろんな方法で観られるようになってはいますが、現地でしか得られない栄養素があるな、と改めて感じました。

彼女はMCの際に、今回のツアー名「マーズ」に込めた意味と、3つの大きな夢を口にしていました。これから先の彼女の歩みが楽しみです。微力ながらも応援したいな、と思いました。